第60回京王杯スプリングC ウインマーレライ
引き続き当たる気がしないのでブンブン丸。ウインマーレライは南Wの内目を考慮しても結構変態的なラップを刻む馬。それは如何にも条件を選びそうな感じであり、短距離でワンチャンあるのではと思わせる字面でもあり。これまでも調子の善し悪しで負けてる感じではないので、距離短縮とレース条件の方が動いたここで狙い撃つのも一興。
単複 ウインマーレライ
第151回天皇賞(春) フーラブライド
第22回青葉賞 マイネルサクセサー
栗坂崇さん唯一の重賞勝利がルゼルの青葉賞。これ豆な!
釣り球を振っていくスタイルでマイネルサクセサー。休養明けの共同通信杯は厩舎解散前最後の重賞も南Dで3本と負荷を掛けきらずに使った感あり。転厩初戦のスプリングSは坂路混じりの南D。戦前の談話で脚元の関係で坂路とダート中心の調整と示された。そして今回は南Wと坂路に移行して前進の兆し。長めから前掛かり気味だけど、最近のレースではやる気そのものが見られなかったのでこれはこれで好材料。当週は柴田大知騎手の進言でハミを替えて落ち着いた持続ラップを刻んでいて操縦性は改善された様子。変化の度合いで言えば出走馬の中でも上位という観点から買うけれど、レースにフィットする気は全くしない。後ろから行ったらノーチャンスなので兎に角発馬を決めて前受けできたら3角まで夢を見る。
第12回福島牝馬S ペイシャフェリス
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南Wで長めからの持続ラップに定評のあるペイシャフェリス。時計の掛かるようになった美浦坂路も苦にしないタイプ。この中間はラップの色合いが普段より地味だけれど、コンスタントに使いつつもレース間隔は相応に空けていて、中間の立ち上がりを見ても前走先行崩れの疲れは感じられない。坂路を併用して本数は十分にあり、当週は南W6F79.4と速い時計を計時。これと云って不安はない。3歳G1戦線が一段落してからは440kgで安定しているのも好材料で、調教で見せるポテンシャルからすれば重賞で通用しても驚けない。
単複 ペイシャフェリス
皐月賞ロマンス
4角左手前で曲がり切れずすっ飛ぶドゥラメンテ × 直線半ばまで右手前で駆け続けるサトノクラウン。一つ屋根の下で育まれる何か。
それはさておき、件のシーンを全周パトロールで見てみると、外に出す前段階でコメートと絡んだあたりで左手前に替わったようにも。左手前で右コーナーを回れないことはないけれど、初めてレースでの右回りに加えて鞍上の外に出すよの合図に対して反応が良すぎたことで直線的に外へ飛んでいった感じ。後ろの集団が外に流れた一因はドゥラメンテにあるので、タイトに回れていたらいたでもう少し集団間は狭まって結局は斜行案件になっただろうし、幾らか制裁を食らうのを折り込んでやってはみたものの馬とのコミュニケーションを欠いて本人が考えていたより相当下手こいた事案だとは思われ。
対してサトノクラウンは終始出負けの負債返済に追われた。大外を押し上げるしんどい競馬をしている割に直線半ばまでそのまま右手前でドゥラメンテに喰らいつく。そして左手前に替えたところで千切られた。右ばかり使っていれば左は目減りすることなく温存できるというものでもないだろうし、早々に負債を背負ったことで力業にならざるを得なかったツケが変則的な手前の使い方をさせたのかな。結果は残念だったけれどゴールまでの残り150mを繰り返し見ているといい馬だなぁという思いがじわじわ湧いてくる。過度な疲れが残らなければよいのだけど。
第75回皐月賞
豊さんにお仕置きされる菱田くんの画像ください。
◎サトノクラウン
新馬時から坂路盛々で底上げしてきた馬でも桜が咲く前にはウッドチップとの併用にシフトするのが個人的な好み。それとは少し意味合いは違うのだけど、出走各馬の調教時計を眺めていたら自然と美浦の併用調教馬を狙おうという気持ちになった。堀厩舎の2頭とミュゼエイリアンは坂路とウッドの重ね方、言うなれば併用美を備えているけれど、その美しさに潜む美浦坂路の暗黒面がまた何とも味わい深い。中でもサトノクラウンは当週南Wで馬体重以上に大きく見せる躍動感ある追い切りを披露。闇を持て余すことなく血肉としている本馬の王道的戴冠に期待する。
単複 サトノクラウン