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EADE is DEAD

冥銭持たずに門前払い

利用者減少に歯止め JRAが栗東坂路の改装を発表

坂路

日本中央競馬会JRA)は本日、4月中旬の竣工を目処に栗東トレーニングセンター坂路コース(以下栗東坂路)の改装に着手すると発表した。

栗東坂路は馬場素材であるウッドチップの細化に加え、年明けからの天候不順により普段より3秒~4秒も時計のかかる劣悪な馬場状態が常態化。最も酷い時には天候の影響を受けにくいニューポリトラックコースに調教馬が殺到し、専門紙競馬ブックTwitterアカウントでは「本日、栗東ポリトラックの追い切りが普段の3~4倍に達し、処理に時間を要します。競馬ブックwebなどネットサービスの調教関係の情報更新が遅れますが、どうぞご容赦下さい」と情報処理の遅延がアナウンスされる程。これは極端な例ではあるものの、日を追うにつれ栗東坂路の利用数は減少傾向にあり、他コースへ偏ることで事故の増加、馬場保全の難化を懸念するJRAはコース利用の平準化を推し進める必要に迫られ、栗東坂路の改装を計画、今回の発表へと至った。下図がそのイメージである。

事の発端は前述の通り馬場状態の悪化にある。ならばウッドチップを入れ替えれば問題は解決するはず。しかし、先頃発表されたようにJRAは震災関連約106億円の支出もあって54年ぶりに赤字となった。震災がなくとも年々売り上げが減少しているのはご存知の通りで、決して安くはないウッドチップの入れ替えにも二の足を踏まざるを得ない。

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他に方法はないものかと苦慮するJRA労働組合21世紀、中央競馬関西労働組合栗東トレセン両労組に坂路利用動向調査を依頼。その結果、若者の坂路離れが顕著であることが判明した。だが、若者のほにゃらら離れと各業界で言われて久しいが、それに対して企業が提示する案は尽く若者の嗜好にそぐわないのが実情。自分たちで考えても埒が明かない。そこで若者のハートをキャッチ出来る人物として白羽の矢が立ったのがテイエム軍団竹園正繼氏の孫娘にしてテイエムプリキュアの命名者であるみどりちゃん。現在推定小学校高学年の彼女に「大きなお友達の心を掴むには如何したらよろしいでしょうか」とJRA職員がお伺いを立てている姿を想像して欲しい。果たして他の企業にここまでする覚悟があっただろうか。その覚悟に応えるかのようにみどりちゃんはアニメ偽物語による坂路のラッピング&タイアップ案を提案。坂路に若者を呼び戻し、みどりちゃんイチオシのアニメをPRすると共にタイアップで費用を抑える一石三鳥の奇策、それが先のイメージであると言われれば納得せざるを得ない。

人はこれを痛坂路と呼ぶだろう。しかし、この改装により栗東坂路の利用数の回復は間違いない。そして、テイエムプリキュアに名前という命を吹き込み、テイエムキュウベエにその影を見るみどりちゃんの正統進化は、今後も斜陽の競馬界の道しるべとなるだろう――

栗東坂路の調教タイム自動計測システムが新システムへ移行 - EADE is DEAD