静かに滾るショウナンアチーヴ
アラビア語だらけ。
高松宮記念 ▲ショウナンアチーヴ
調教時計を眺めていて気になったのがショウナンアチーヴ。脚色に差はあれど出走馬の大半は速いラップで攻めている中、美浦坂路で13.6-13.4-13.4-13.5の13秒台ド安定ラップは異彩を放つ。遡ればニュージーランドT1着時に類似しているけれど、まあそれはそれ。字面から受ける印象程に緩くはなく、ブレずにしっかりと馬場を掴む様からは状態の良さを感じたりもする。
前走を振り返れば直線で内から寄せられて追うのを止めた故の二桁着順だけども、そのままずるずる後退したかと言えばそんなこともなく、馬なりのまま前に付いてなだれ込む格好。道中は溜めを意識しているので馬群を捌く分だけ競馬を難しくしてしまう嫌いがあるけれど、その辺りが噛み合った際にはワンチャンあっても。人気以上に面白味はある。
単複 ショウナンアチーヴ